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家づくりノウハウ
2022.10.04

住宅ローンの金利差0.1%が返済総額に与える影響とは?!

住宅ローン

こんな家に住みたい!新しい家でこんなことがしたい!とあれこれ考えながら進める家づくりですが、まずは理想と現実をはっきりさせることが重要です。家づくりにおける「現実」の部分で大きな課題となるのは、住宅購入費用の借入制度である「住宅ローン」でしょう。この金利に0.1%の差があるだけで、返済総額がどれくらい変わるかご存知ですか?
今回は、住宅ローンの金利差0.1%が与える返済総額への影響についてご紹介します。

目次

金利差0.1%の返済総額を比較してみた!

計算機と家と円マーク
住宅ローンの金利が低いほど、ローンの返済総額も少なく済むのはご存じのとおりです。そのため、低金利の時期を見計らって住宅を購入・ローンを組むことは、賢明な判断だといえるでしょう。しかし、金利差0.1%だからといって多くを考えずにゴーサインを出すと、せっかくの努力も水の泡。
ここでは、金利差0.1%がもたらす返済総額の差をシミュレーションしてみました。結果をシンプルに表すため、ボーナス払いや各金融機関で異なる手数料・保証料は加算していません。返済期間を35年、返済方法を元利均等払いに設定し、返済総額の差を算出しています。
それでは、以下の表で金利差0.1%に加えて金利差1%の返済総額の差を見てみましょう。(※2022年7月現在)
返済総額比較表
借入額によっては、金利差0.1%で返済総額に100万円以上の差が出ます。単純に考えると、0.1%でも低い金利の住宅ローンを選べばそれだけ得をし、逆に0.1%でも高いものを選んでしまうと損をすることになるのです。住宅ローンは、同等の商品でも金融機関によって1.0%以上の金利差がつくことも珍しくありません。

そこで、金利差0.1%のシミュレーションと同じ条件のもと、金利差1.0%の場合の返済総額の差も算出してみました。ここまでくると、元金を返済しているのか利息を払っているのかわからない数字になってきます。これだけ差額があると、もっと広い土地を購入したり、住宅設備のグレードアップを検討したりすることもできるでしょう。
「手数料無料」などという謳い文句を売りにする商品もありますが、まずは金利の低い住宅ローンを探すのが重要です。

住宅ローンの金利は下げられる?!

住宅ローンの金利差が、返済総額に大きな影響を与えることがわかりました。
そこでお伝えしたいのは、大手・地方・ネット銀行や信用金庫、JAバンクといった多くの金融機関では、住宅ローンの金利引き下げ交渉が可能ということです。以下に挙げる交渉材料をお持ちの方は、金利引き下げ交渉も視野に入れてみましょう。

借入先に多額の預貯金がある

住宅ローンを組む金融機関に定期預金などの多額の預貯金がある場合、金利引き下げ交渉に応じてもらえる可能性があります。預貯金が多い=返済能力が高いと見なされ、優良顧客として有利に交渉を進められるでしょう。

現状より低い金利の金融機関で借り換えできる

返済中の住宅ローンよりも低い金利を設定する金融機関があり、尚且つそこでローンの借り換えができる(審査に通った)場合は、金利を引き下げてもらえる可能性があります。借入先金融機関は、他行への借り換えで将来見込んでいた利益を失うのは避けたい事由です。具体的な数字を示して交渉してみましょう。

借入時よりも収入が上がっている

借入時よりも収入が上がっている場合、返済能力が高くなった=信用度が高いと考えられ、金利引き下げの交渉材料に使えるでしょう。貸し倒れのリスクが軽減されれば、優良顧客として再審査で有利に働く可能性があります。

島根・鳥取の地銀住宅ローン情報

マイホームとローン
島根・鳥取エリアのシェアを多く占める山陰合同銀行では、新規借入向けの2段階固定金利型「スーパー住宅ローン」や「預金連動型住宅ローン」、固定・変動金利選択型「住宅ローン」などを取り扱っています。それぞれの金利は以下の通りです。(2022年9月1日現在)

「スーパー住宅ローン」
当初10年間…年0.9%~1.90%、11年目以降…年1.70%~2.70%

「預金連動型住宅ローン」
当初10年間…年1.10%~2.10%、11年目以降…年1.90%~2.90%

「住宅ローン」
・変動金利…年2.40%
・3年固定…年0.50%~1.50%(当初固定金利期間)
・5年固定…年0.60%~1.60%(当初固定金利期間)
・10年固定…年0.80%~1.80%(当初固定金利期間)

近年の住宅ローン金利は、変動・長期固定金利ともに低水準です。2000年代初頭に2%近くあった変動金利は0.4%程に、3%台をつけていた長期固定金利も1%台まで下落して過去最低水準を記録しています。
ただし、世界的な金利上昇局面で固定金利が上がり始めており、金利タイプを考慮するうえでの判断材料になりそうです。この状態が継続するようであれば、長期固定金利を選択するのが得策と言えるでしょう。
しかし、変動金利が非常に低いため、長期固定金利の人気はあまり高くないようです。

R+house松江・米子なら家づくりの資金計画も相談できる!

今回は、住宅ローンの金利差0.1%の重要性や金利引き下げ交渉についてご紹介しました。
島根県松江市を拠点とするR+house松江・米子では、ただ注文住宅家を建てることに限定せず、ローンシミュレーターを使った住宅購入費用の算出が可能です。お客様の収支バランスをもとにした細かいプランニングシステムで、「無理のない」予算・家づくりを実現しています。
島根県松江市・安来市、鳥取県米子市・境港市などで新築の一戸建て住宅をお考えのお客様は、ぜひR+house松江・米子へご相談ください。

記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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