松江市の特徴・住みやすさは?
山陰地方の中央にある松江市。まずは、松江市の街並みや気候の特徴、交通の利便性から治安、子育てのしやすさについてご紹介します。
街並み
北に日本海、南に中国山地、中央に中海と宍道湖があり、豊かな自然に恵まれている松江市。江戸時代には城下町として栄えていたこともあり、松江城周辺は松江市伝統美観保存地区となっています。市街地のいたるところに水路や中海と宍道湖を結ぶ大橋川があることから、水の都とも呼ばれている地域です。
>>参考コラム:松江市の街並みにあった家づくりについて、詳しくはこちら!
気候
松江市は、年間の平均気温が約15℃となっている比較的温暖な地域です。(気象庁1991~2020年のデータを参照)しかし、12月の平均気温は約7℃、1~2月の平均気温は5℃前後まで下がります。山陽側と比較して風がやや強く、冬には日本海からの気流の影響を受けるため、かなりの寒さが感じられるでしょう。
>>松江市の気候について、詳しくはこちら!
交通の利便性
松江市の主な交通手段は車や鉄道、バスです。広島へは、中国横断自動車道尾道松江線を利用して約2時間30分で移動可能となっています。
また、「出雲縁結び空港」と「米子鬼太郎空港」が市内中心部から車で1時間以内の距離にあるため、大阪や東京などの大都市へのアクセスも良好です。市街地から両方の空港まではバスも通っています。
治安
松江市のある島根県は、全国的に見ても交通事故や犯罪の数が少ない県です。島根県警察によると交通事故件数・負傷者数は、2021年に増加に転じたものの2017年と比べると約4割減少。刑法犯認知件数も近年減少傾向にあります。
松江市内の校区では、下校時の児童見守り活動、夜中のパトロールなどを行うボランティア団体が活動しているため、セキュリティ面でも安心できるでしょう。
子育てのしやすさ・支援制度
松江市は、「一般不妊治療費等補助金」や「子ども医療費助成」をはじめとした支援制度が充実しています。これから子どもを育てていく方も安心して暮らせる環境が整っている地域です。
また、松江市内にはさまざまな特色のある公園も複数点在しています。キャンプやバーベキューといったレジャーが充実している「ふるさと森林公園」や、宍道湖でヨットやボートに乗れる「道の駅・秋鹿なぎさ公園」では、子どもだけでなく大人も一緒に楽しいひとときを過ごせるでしょう。
松江市に災害リスクはある?
松江市の地盤の特徴と水害や地震によるリスクをチェックしてみましょう。
地盤の特徴
松江市は、宍道湖周辺の河川から流れ出る砂や泥などの堆積物からできた地盤の上にある地域です。市内一体が粘土質となっているので、地盤は弱め。特に、末次町や黒田町は、地盤が軟弱なエリアです。地震によって液状化する可能性がある場所であれば、注文住宅を建てる前に地盤改良を行い、建物の耐震性や免震性を高めておく必要があります。
>>参考コラム:松江市の地盤リスクや対策について、より詳しくはこちら!
水害によるリスク
松江市のハザードマップによると、市街地であれば城東地区、北部であれば美保関西地区、南部であれば八雲地区が水害リスクの高いエリアとされています。城東地区では大橋川に面したエリアで、幅広く1m~3mの浸水を想定。日本海に面した美保関西地区の海岸沿いでは、土砂災害リスクも高くなっています。山間部に位置している八雲地区においても、少しでも川から離れた場所が注文住宅を建てる場所としておすすめです。
>>参考コラム:松江市の水害リスクや対策について、より詳しくはこちら!>>参考コラム:土地探しで重要なこととは?詳しくはこちら!
松江市の土地・建築費用の相場は?
土地価格の相場
松江市の主な番地の坪単価は、以下の通りです。(2024年9月時点)