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島根県松江市の注文住宅、水害リスクは大丈夫?ハザードマップで安全な土地選び

家づくりノウハウ
公開日:2022.12.20
最終更新日:2024.10.30
R+house松江・鳥取・米子・倉敷北の家づくり写真
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家づくりノウハウ
公開日:2022.12.20
最終更新日:2024.10.30

島根県松江市の注文住宅、水害リスクは大丈夫?ハザードマップで安全な土地選び

浸水した家のイラスト
中海や宍道湖に面した島根県松江市は、市内に多くの川や水路が流れています。趣のある美しい街並みを見て「ここにマイホームを建てたい!」と思う方も多いでしょう。ただ、水が多い土地ということは水害リスクも高いということ。これから家づくりを始める方にとっては大きな不安要素ですよね。そこで今回は、松江市の水害リスクについて詳しく解説。土地の特徴やハザードマップの使い方についても分かりやすくご紹介します。
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目 次

水害はどんな土地で起こりやすい?

毎年のように各地を襲う洪水や浸水、土砂災害などの大規模水害。滝のように激しい雨は穏やかな河川を急激に増水させ、街の広い範囲をあっという間に浸水させてしまいます。
水害が最も起こりやすいのは、海や川の近くです。堤防などが整備されていないところは、川の氾濫や海の高潮、津波の被害を受けやすくなってしまうでしょう。また、地盤が弱い埋立地も要注意。特に、かつて田んぼだった場所は周辺よりも土地が低い場合が多く、河川が氾濫したときに水が流れ込んでくる可能性があります。
>>島根県松江市・鳥取県米子市・岡山県倉敷市の注文住宅・工務店ならR+house松江・鳥取・米子・倉敷北

土地選びに役立つハザードマップとは

住宅のミニチュアと洪水ハザードマップ
これから新築一戸建てを建てるための土地選びをする方にとって、水害リスクは無視できない問題のはず。安心、安全な土地探しにはハザードマップの活用がおすすめです。

ハザードマップとは?

ハザードマップとは、自然災害が発生しそうな場所や被害が想定される範囲を、地図上で色分けして示したもの。一般的には、洪水や浸水、土砂災害、地震など災害ごとに分けて作成されています。

ハザードマップはどこで見られる?

ハザードマップは各自治体のホームページで公開されています。複数の地域のハザードマップを一度に調べたいときは、国土交通省ポータルサイトで公開されている「わがまちハザードマップ」もおすすめ。調べたい都道府県名、市町村区名を入力すれば、その地域のハザードマップへのリンクが表示されます。

水害ハザードマップで注意すべき「浸水深」とは?

水害リスクについて確認したいときは、「洪水ハザードマップ」や「高潮ハザードマップ」を見るといいでしょう。そして、チェックする際に必ず見ておきたいのが「浸水深」。近くの川が氾濫したときに住宅が浸水する深さの想定値を示したもので、水害発生時に浸水深を超えそうな場合には避難を考えなくてはなりません。これから家を建てる場合には、床の高さを決める基準値のひとつとなるでしょう。

参考:国土交通省「ハザードマップポータルサイト」
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島根県松江市の水害リスクは?

倒れている家
松江市の水害リスクについて見ていきましょう。土地の特徴や過去の災害事例についてもまとめました。

松江市の土地の特徴

松江市の西側には宍道湖、東側には中海があり、市内を横切るように大橋川や朝酌川などの大きな川が流れています。市街中心部から離れた外縁部は丘陵地などの高台や山地が多く、高低差のある地形も特徴のひとつ。優れた水質の名水地に恵まれ、市内には多くの水路があることから「水の都」と呼ばれています。

松江市の過去の水害事例

松江市では、過去に以下のような水害が発生しています。
<1972年>
松江市を含む地域で約70km2が1週間以上にわたって浸水。死者12名、浸水家屋約25,000戸の被害が発生。
<2006年>
松江市街地で2日間にわたり浸水。河川流域で浸水家屋が約1,500戸の被害が発生。
<2021年>
県東部を中心に400mmを超える大雨。松江市や出雲市などの平野部で浸水被害、山間部を中心に護岸決壊などの施設被害が多く発生。

松江市の水害ハザードマップを見てみよう

松江市のハザードマップは地区別に細かく分けて用意されていて、各マップ内には避難所一覧も記載されています。今回は、市街地・北部・南部からそれぞれ地区をひとつ選び、見ていきましょう。

城東地区(市街地)

大橋川に面した広範囲のエリアで、1m~3mの浸水深が想定されています。さらに、浸水想定粋に沿うように土砂災害特別警戒区域が点在。地区の北側、島根大学付近が比較的安全のようです。

美保関西地区(北部)

日本海に面した美保関西地区ですが、浸水リスクは少ないようです。ただし、海岸沿いは地盤が緩いためか、土砂災害リスクが高い土地も。内陸部の方が災害リスクは低いようです。

八雲地区(南部)

山間部の八雲地区は、川沿いを中心に土砂災害特別警戒区域が続いています。水害リスクは少ないようですが、地区の北側にある大草町あたりは1m~3mの浸水リスクが想定されています。

参考:国土交通省 中国地方整備局 出雲河川事務所HP「水害の歴史」
参考:島根県HP「過去の主な災害(R3災)」
参考:松江市HP「松江市防災ポータル」
参考:島根県HP「島根の名水」
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水害リスクに備えた家づくりのポイント

ハザードマップ上では水害や土砂災害リスクが高い土地もある松江市ですが、過去に経済産業省が行った調査では「暮らしやすさ」で日本一に選ばれたことも。「万が一の災害リスクは気になるけれど、日々の住み心地も重視したい」という方は、水害に強い家づくりを目指してみましょう。
例えば、
・盛り土で敷地全体をかさ上げする
・1階部分を駐車場にするなどして、高床式にする
・防水性の塀や外壁を設置する
・四方に傾斜が広がる「寄棟屋根」にする
といった手法があります。
また、土地選びの際には避難経路までの道のりを考慮したり、地盤調査をしっかりと行ったりすることも大切です。
なお、水害や土砂災害リスクが比較的高い松江市にある住宅会社は、きちんとした災害対策をしている会社ばかりかと思いますが、より安心してお家づくりを進めるために、念のため事前に水害対策をきちんと取り入れている会社か確認することをおすすめします。
そのうえで、信頼できる工務店の担当者と相談しながら、マイホーム建築を進めてきましょう。
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松江市の被災者支援制度とは?

マイホームと補助金
松江市ではさまざまな被災者支援制度が用意されています。万が一、被災してしまったらぜひ申請しましょう。今回はその中から、いくつか例を挙げてご紹介します。

松江市災害弔慰金

災害によって亡くなった方の遺族に対して、最大500万円の災害弔慰金が支給されます。

松江市災害障害見舞金

災害による負傷や疾病によって、精神的、または身体的に著しい障がいが出た場合、最大250万円の災害障害見舞金が支給されます。

被災者生活再建支援制度

災害による住宅全壊など、生活がままならないほど著しい被害を受けた世帯へ支援金が支給されます。所得制限はありません。

参考:松江市HP「「暮らしやすさ」日本一!」
参考:松江市HP「自然災害時における被災者支援制度」
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松江市で安心・安全な土地探しをしたいならR+house松江・米子へ

住みやすさに定評のある松江市は、注文住宅の建設地としても人気の地域です。ハザードマップを見ると水害リスクがどうしても目につきますが、気にしすぎると土地探しが難航することも。あくまで参考として割り切り、家の設計でリスク軽減を目指すのもひとつの手でしょう。もし、松江市の土地選びにお悩みでしたらR+house松江・米子へ。災害に強い家づくりをお手伝いします。

>>島根県松江市で安全な土地選びを実現する「R+house」についてはこちら
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