岡山県の南西部に位置する倉敷市は、鷲羽山（わしゅうざん）などの山々や瀬戸内海、高梁川（たかはしがわ）といった豊かな自然と都市機能を両立した、魅力たっぷりの街です。温暖な気候と雨量の少なさが特徴で、ぶどうや桃といったフルーツが特産物として挙げられます。また、商業施設や公共交通機関が充実しており、利便性に長けた地域です。

参考元：倉敷市｜倉敷の都市計画 第1章 倉敷市の概要

それでは、倉敷市の土地価格相場と地価推移をチェックしていきましょう。

2024年3月に発表された倉敷市の公示地価のうち、住宅用地の情報を5カ所ピックアップしました。なお、土地坪単価は小数点以下切り捨て、土地面積は小数点第二位以下切り捨てで算出しています。

倉敷市の土地坪単価と変動率は、エリアによって差があります。とくに、駅に近いエリアでは土地坪単価が高い傾向があり、なかでも倉敷駅周辺で高価になっていることがうかがえます。

参考元：国土交通省 不動産情報ライブラリ｜国土交通省地価公示・都道府県地価調査の検索
参考元：岡山県｜令和６年地価公示結果（岡山県分）を取りまとめました｜ （2）公示価格一覧（倉敷市）

倉敷市の地価推移は、エリアによって上昇・横這い・下降とさまざまです。そのなかでも、再開発が進む市の中心部では、地価の上昇傾向が見られます。例えば、倉敷駅周辺では、2021年に複合施設「あちてらす倉敷」がオープンした他、以降も区画整理事業などが進行中です。一方、児島地区などの郊外エリアでは、地価が下降しており、2018年から2023年にかけては、人口の減少も見られました。ただし児島地区は、都市再生整備計画を実施中でもあるのです。
倉敷市では今後も都市部とそれ以外のエリアとで地価に違いが見られそうですが、郊外の再開発が進めば、将来的にその差は小さくなっていく可能性があるでしょう。

参考元：倉敷市｜倉敷駅周辺第二土地区画整理事業
参考元：倉敷市｜まちづくり通信（令和6年度）38号
参考元：倉敷市｜倉敷市統計書令和5年版目次 2 人口
参考元：倉敷市｜児島駅周辺地区都市再生整備計画
参考元：倉敷市｜児島駅周辺地区（岡山県倉敷市） 整備方針概要図（都市構造再編集中支援事業）

ここからは、倉敷市で注文住宅を建てるのにおすすめのエリアと売買事例を紹介します。

JR倉敷駅周辺は、商業施設が充実しています。駅の北側にはArio（アリオ）倉敷や三井アウトレットパーク倉敷、南側には倉敷センター街や倉敷えびす通商店街があり、賑わいを見せています。岡山駅まで約17分、新倉敷駅まで約9分と、周辺各地へのアクセスも良好です。倉敷市立倉敷東小学校の他、各種教育施設も充実。倉敷中央病院など医療施設も揃っており、利便性の高い地域です。さらに、駅南側にある倉敷美観地区では、歴史を感じる美しい街並みのなかで観光やショッピングを楽しめます。
ここで、倉敷駅周辺における土地の売買事例を見てみましょう。

倉敷駅の北側に位置する土地です。周辺には上記の商業施設の他、公園も複数あり、子育て世帯も生活しやすいでしょう。倉敷駅から徒歩14分の好立地ですが、先ほど紹介した当駅周辺エリアの公示地価よりも坪単価が低く取引されている事例です。

参考元：国土交通省 不動産情報ライブラリ｜不動産価格（取引価格・成約価格）情報の検索・ダウンロード

新倉敷駅は新幹線の停車駅となっており、広島や大阪など各方面へのアクセスが抜群のエリアです。マルナカ新倉敷店やハローズ新倉敷店、スパードラッグひまわり新倉敷店など、スーパーやドラッグストアがあるため、買い物にも困りません。周辺には公園が多く、倉敷市立長尾小学校や玉島北中学校といった教育施設もあり、子育て世帯にもおすすめです。ゆのき医院や鴨井医院など、医療施設も揃っています。
新倉敷駅周辺では、以下の土地の売買事例が見られました。

新倉敷駅の他、玉島インターチェンジも近く、交通の利便性に優れています。また、自然に囲まれた環境も魅力的です。広めの面積ながら坪単価が高くないため、お手頃な土地といえるでしょう。

参考元：国土交通省 不動産情報ライブラリ｜不動産価格（取引価格・成約価格）情報の検索・ダウンロード

＞＞参考コラム：倉敷市で注文住宅を建てる際の建築相場は？月々の返済額と年収に見合った家づくり

最後に、注文住宅を建てる際、気になる土地の選び方について、２つのポイントを紹介します。

土地の広さを活かすなら、平屋を検討してみましょう。広々とした住まいで過ごせる平屋は、家事動線の効率がよかったり、地震に強かったりと、暮らしのメリットが充実しています。
ただし、平屋の建築には、日当たりなどの周辺環境や防犯対策を考慮した工夫が欠かせません。R+house松江・鳥取・米子・倉敷北は、地域の環境やライフスタイルにマッチした心地よい家づくりに力を入れており、平屋の施工実績も豊富です。

＞＞R+house松江・鳥取・米子・倉敷北の平屋の施工事例はこちら

土地にかかるコストを抑えながら最低限の広さを確保し、心地よい住まいを建てるなら、狭小住宅も一つの手です。狭小住宅に広さの定義はありませんが、15～20坪ほどの土地に建てるコンパクトな住居であることが一般的でしょう。商業地や駅に近い人気エリアなど、広い土地を獲得しにくい環境でも家を建てやすいのが魅力です。
快適な狭小住宅を建てるには、生活動線を考慮した間取りの工夫が必要です。R+house松江・鳥取・米子・倉敷北は、土地探しからしっかりお客様をサポートし、プロならではの家づくりを提案します。

倉敷市は、美しい自然環境と都市機能を兼ね備えた魅力的な街です。開発が進む地域では、地価の上昇が続く可能性があります。土地の購入タイミングを見極め、マイホーム計画を進めましょう。
R+house松江・鳥取・米子・倉敷北は、断熱性・気密性・耐震性に優れた高性能な家づくりに自信があります。コストダウンにも力を入れているため、倉敷市周辺でマイホームをお考えの方は、是非R+house松江・鳥取・米子・倉敷北にご相談ください。

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