鳥取市の建築相場と坪単価
鳥取市の建築相場
国税庁の調査によると、2023年度に着工された鳥取県の木造住宅工事費用は、鳥取市のある鳥取県で188,000円/㎡でした。全国平均は177,000円となっているため、鳥取県の工事費用はやや高めな価格だと言えます。
これらを踏まえて、鳥取市で注文住宅を建築した場合の一例をご紹介します。
【参考例:鳥取市にある50坪(約165㎡)の土地に30坪(約100㎡)の木造住宅を建築する場合】
※1坪=約3.3㎡
●3.3(㎡)×188,000(円)=620,400円/坪
●620,400(円)×30(坪)=18,612,000円
30坪の木造住宅を立てる場合の工事費用は、18,612,000円です。
参考元:国税庁「地域別・構造別の工事費用(1㎡当たり)【令和5年分用】
鳥取市の坪単価
次に土地代ですが、2024年の鳥取市の地価公示価格は、44,008円/㎡です。坪単価にすると145,483円/坪です。これを元に、土地代を計算していきましょう。
●145,483(円)×50(坪)=7,274,150円
50坪の土地を購入するために必要な費用は、7,274,150円です。土地代と建築費用を合わせた総額は以下のようになります。
●7,274,150円(土地代)+18,612,000円(工事費用)=25,886,150円(総額)
なお、今回の例は平均値で計算した一例です。土地の大きさや立地などによって坪単価は異なるため、予算に合わせて家づくりを行いましょう。
参考元:土地代データ「鳥取市 公示地価」
鳥取市の土地売買事例
次に、鳥取県鳥取市で実際に取引された土地の売買事例をご紹介します。2022年7〜2023年6月の期間に取引された事例の一部です。
鳥取駅から徒歩30~60分離れた場所であれば、延床面積90~100㎡の広さであっても2,600~2,900万円と2,000万円台で新築住宅を建てることができます。鳥取駅から徒歩16分のエリアでも延床面積75㎡であれば2,500万円で建てることができます。
参考元:国土交通省「不動産情報ライブラリ」
注文住宅を建てた世帯の平均年収は?
国土交通省による住宅市場動向調査(令和4年度)によると、注文住宅を建築した世帯は30代が最も多く、続いて40代という結果でした。次に、注文住宅を建てた世帯年収の全国平均は801万円でした。割合で見ると400〜600万円、600〜800万円の世帯が全体の4割以上を占める結果になりました。世帯年収が400万円未満の世帯は全体の1割以下でしたが、注文住宅が建てられないわけではありません。しっかりと資金計画を建て、悔いのない家づくりを行いましょう。
参考元:国土交通省「令和4年度 住宅市場動向調査」
住宅ローンと月々の返済額の目安は?
近年は、「低金利時代」と呼ばれ、住宅ローンを利用する人が増えています。国土交通省による住宅市場動向調査(令和4年度)によると、注文住宅購入時に住宅ローンを利用している人は全体の約8割を占めます。また、住宅ローンの年間返済額は、平均174万円となっていて、月々に換算すると約145,000円前後となります。
しかし、実際に住宅ローンを借り入れる際は、年間返済額が年収の25%未満であることが理想的です。例えば、年収500万円の家庭の場合、年間返済額は125万円、月々の返済額は10万円程度が目安となります。月々の住宅ローンの支払いが家計を圧迫しすぎないよう、無理のない返済計画を立てましょう。
参考元:国土交通省「令和4年度 住宅市場動向調査」
注文住宅を建てる際の諸経費の目安
住宅購入には、土地・建物の他にさまざまな諸費用が発生することをご存じですか。諸費用とは、土地・建物の購入費用以外にかかる費用のことを指します。諸費用の主な内容は以下のとおりです。
●仲介手数料
●印紙代
●税金
●引越し費用
●保険料
●登記費用
一般的に諸費用は現金で支払うことが多いため、早めに準備しておくと安心です。諸費用の目安は、土地・建物費用総額の10〜15%前後と言われています。例えば、4,000万円の注文住宅を建てる場合の諸費用は、400万〜600万円程度となります。なお、新築時に家具を買い替えたり、家電を新調したりする費用は含まれていません。予想外の出費で慌てないためにも、費用についてはできるだけ具体的な計画を立てておくと良いでしょう。
鳥取市で適正コストで建てられる注文住宅のクオリティ
住宅のクオリティや建築コストは施工会社によって大きく異なります。施工会社を選ぶときは、「標準仕様がどれだけ充実しているか」が注目するポイントです。
なお、標準仕様とは、一般的に窓、玄関、床材、基礎、工法、空調システムなどが含まれ、これらは建築費用に含まれています。あらかじめ標準仕様の内容を確認しておくことで、追加オプション費用が把握しやすくなるでしょう。ローコスト住宅や低価格などの金額面だけで判断するのではなく、標準仕様の内容や住宅性能の高さなどを見て、適正コストであるか否かを慎重に見極めることが大切です。
家づくりでコストを抑えるポイント
一生に一度あるかないかの家づくりですが、「あれもこれも」とこだわってしまうと大幅に予算オーバーしてしまいます。以下では、コストを抑えるポイントを3つご紹介します。
●延床面積を減らす
●間取りをシンプルにする
●本当に必要な設備かどうか考える
延床面積を減らし、間取りをシンプルにすることで建築費用を抑えることができます。例えば、部屋を減らすことで壁を作る費用を削減できます。子供部屋は区切らずに、大きくなったらパーテーションを利用する、ベッドで区切るなども有効な方法です。
また、新築時に高額な設備を導入する場合、導入時だけではなく、維持費や修理費も含めて判断することが大切です。一方で、住宅性能や安全性に関わる部分に関しては、なるべくコストダウンしない方が良いでしょう。
鳥取市の家づくりで外せないポイント
鳥取市は、夏は短く蒸し暑い、冬は非常に寒く、風も強く曇りが多い気候です。一方で海・山・川と自然に恵まれた地域であるため、四季の美しい移り変わりを肌で感じることができます。しかし、市内には河川が多く、北部は日本海に面しています。近年は、台風によって甚大な被害が発生した地域もありますので、土地探しをする際はハザードマップを必ず確認しましょう。
参考元:鳥取市「令和5年8月台風7号に係る災害復興支援(ふるさと納税での寄附受付)」
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