家づくりで「気密」が必要な理由
家が高気密であるべき主な理由は以下の4つです。
・省エネルギーで快適に過ごせる家にするため
・断熱性能を高めるため
・壁の中の結露を防ぐため
・効率よく換気をするため
上記以外にも、家の中の湿度を安定させる、花粉やPM2.5などの外気汚染物質の侵入予防、床冷えを防ぐなどの役割も果たします。
・省エネルギーで快適に過ごせる家にするため
・断熱性能を高めるため
・壁の中の結露を防ぐため
・効率よく換気をするため
上記以外にも、家の中の湿度を安定させる、花粉やPM2.5などの外気汚染物質の侵入予防、床冷えを防ぐなどの役割も果たします。
換気の重要性から見る「気密」とは
人は空気を吸って生きるため、換気はとても大切です。家の中の空気には二酸化炭素や水蒸気、ほこり、さまざまな匂い、外から入ってきた花粉やPM2.5など多くの汚染物質が含まれています。これらの汚染物質を屋外に出すためには、換気が必要です。気密性が低いと、あらゆる隙間から空気が出入りするため、どんなに屋内を換気しても屋外の汚染物質が自然と入ってきてしまいます。したがって、効率のよい換気を目指すためには、気密性を高くする必要があるのです。
気密性能を示すC値
家の気密性能を示すC値は、家にある隙間を数値化したものです。値が小さくなればなるほど高気密であることが示されます。現在C値に国の基準はありませんが、気密性の高い家づくりを目指すなら、C値をはっきりと提示した施工力のある工務店を選ぶとよいでしょう。
気密性の高い家づくりをするためのポイント
では、気密性能の高い家を目指すためのポイントをご紹介します。
窓の数・種類にこだわる
高気密な家を目指すなら、窓は少なめを意識し、隙間の多い引き違い窓や上げ下げ窓を避けましょう。明るさを確保する目的なら開閉できないFIX窓がおすすめ。サッシはアルミ製より気密性能が高いとされる樹脂サッシを採用するとよいでしょう。さらに、ガラスは多層タイプを選べと断熱性能がアップするので、ペアガラス、トリプルガラスなどガラスの種類にも注目してみてください。
構造を確認する
高気密な家かどうかを判断するときは、構造をチェックすることも大切です。気密性能が高い家では、気密シート、気密テープなどの気密部材が使用されているほか、家全体を断熱材で覆う外断熱工法が採用されるケースが多いです。気密性を高めれば、自然と断熱性能のアップが目指せるので、一石二鳥といえます。
気密測定を実施する
気密性を示すC値は実測値で示すことができます。家の性能を数値化できる唯一の検査といっても過言ではありません。気密性能の高い家を目指すなら、マストで気密測定を考えておきましょう。
断熱性能の基準とUA値
高気密な家を目指していると同時に高まる、断熱性能もチェックしておきましょう。断熱性能の基準となるのは「省エネ基準」、「ZEH基準」「HEAT20」の3つ。気候特性に合わせて分けた8つの地域区分ごとに、「UA値」という数値によって目指すべき断熱性能を示しています。「UA値」は、家の内側から外側へどれくらい熱量が逃げやすいかを示した数値のこと。数値が低いほど断熱性が高いことを示します。
では、それぞれの基準の具体的なUA値と、地域ごとの気候特性も併せてご紹介していきましょう。
では、それぞれの基準の具体的なUA値と、地域ごとの気候特性も併せてご紹介していきましょう。
島根県松江市、安来市の地域区分・UA値・気候特性について
島根県松江市、安来市ともに地域区分は6地域となっています。各基準におけるUA値は以下の表の通りです。高い省エネ性能を示すZEH基準では、松江市、安来市ともにUA値を0.60以下に抑える必要があります。さらに近年では、ZEH基準よりも高いUA値を求められる、HEAT20基準も把握しておくと家づくりの参考になるでしょう。ヒートショックが予防できるとされるG2基準は、UA値0.46以下です。高性能な家づくりを目指すなら、C値だけでなく、UA値にも注目しておきましょう。
気候特性、日照時間や雨量
松江市は年間平均気温が約15~16℃で県内でも比較的温暖な地域です。しかし、冬季にあたる12月から2月は曇りや雨、雪により日照時間が短く冷え込みやすいため、気密性・断熱性ともに高い家づくりを目指すのがおすすめ。松江市の2022年における年間日照時間は約1896時間、年間雨量は約1300mmとなっています。
また、安来市は松江市の南東に位置するため、気温や冬の寒さともに松江市と似た気候であることが特徴です。安来市の詳細な日照時間は測定されていないため不明ですが、年間雨量は約1418mmと松江市よりも雨や雪がやや多く寒い地域と考えられます。安来市においても気密と断熱両方を重視した方が良いでしょう。
また、安来市は松江市の南東に位置するため、気温や冬の寒さともに松江市と似た気候であることが特徴です。安来市の詳細な日照時間は測定されていないため不明ですが、年間雨量は約1418mmと松江市よりも雨や雪がやや多く寒い地域と考えられます。安来市においても気密と断熱両方を重視した方が良いでしょう。
鳥取県米子市、境港市の地域区分・UA値・気候特性について
つぎは、島根県米子市、境港市の地域区分やZEH基準、HEAT20基準の具体的なUA値、気候特性を解説します。
地域区分、ZEH基準、HEAT20基準の具体的なUA値
鳥取県米子市、境港市も地域区分は6のため、各基準を満たすUA値は上記表の通りです。省エネ基準、ZEH基準、HEAT20基準すべて松江市、安来市と同じ値になるので、参考にしてください。
気候特性、日照時間や雨量
島根県米子市の平均気温は約15~16℃で、松江市・安来市よりは少し暖かい地域です。海に近いため年間を通じて湿度が高く、冬は日本海側特有の寒さが到来するため積雪もあるエリアとなっています。年間日照時間は約1907時間、年間降水量は約1362mmです。
境港市の気候は、米子市同様に湿度が高く、とくに夏は蒸し暑いことが特徴です。一方冬は厳しい寒さとなり、積雪もあります。米子市・境港市ともに気密性、断熱性の高い家づくりが望ましいでしょう。年間日照時間は約1862時間、年間降水量は約1460mmです。
境港市の気候は、米子市同様に湿度が高く、とくに夏は蒸し暑いことが特徴です。一方冬は厳しい寒さとなり、積雪もあります。米子市・境港市ともに気密性、断熱性の高い家づくりが望ましいでしょう。年間日照時間は約1862時間、年間降水量は約1460mmです。
気密性能の高い家づくりをするならR+house松江・米子におまかせ!
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