断熱性能とは?

断熱等性能等級について
「断熱等性能等級」とは、国土交通省が制定した「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(品確法)で定められた、省エネ性能を表す等級です。等級は7つに分かれており、数字が大きいほど断熱性が高いということを示しています。
2022年までは等級4が最高水準でしたが、2050年までに住宅脱炭素社会を目指すことを政府が宣言したことから、実現するための施策の一つとして新たに等級5、6、7が創設されました。
等級については以下の通りです。
等級7:冷暖房使用時にかかる一次エネルギー消費量のおよそ40%が削減可能な性能レベル
等級6:冷暖房使用時にかかる一次エネルギー消費量のおよそ30%が削減可能な性能レベル
等級5:断熱等性能等級より上の「ZEH(ゼッチ)基準」に相当する性能レベル
等級4:これまでの最高等級。天井や壁に加えて窓や玄関も断熱
等級3:新省エネルギー基準。一定レベルの断熱性能を持つ
等級2:40年前の基準。省エネのレベルは低い
等級1:上記以外
2022年までは等級4が最高水準でしたが、2050年までに住宅脱炭素社会を目指すことを政府が宣言したことから、実現するための施策の一つとして新たに等級5、6、7が創設されました。
等級については以下の通りです。
等級7:冷暖房使用時にかかる一次エネルギー消費量のおよそ40%が削減可能な性能レベル
等級6:冷暖房使用時にかかる一次エネルギー消費量のおよそ30%が削減可能な性能レベル
等級5:断熱等性能等級より上の「ZEH(ゼッチ)基準」に相当する性能レベル
等級4:これまでの最高等級。天井や壁に加えて窓や玄関も断熱
等級3:新省エネルギー基準。一定レベルの断熱性能を持つ
等級2:40年前の基準。省エネのレベルは低い
等級1:上記以外
UA値について
UA値とは、外気と室内の熱の出入りのしやすさを数値で表したもので、「外皮平均熱貫流率」と言われます。このUA値が小さければ小さいほど断熱性能は高いことを示しており、全国を大きく8つの地域に分類して省エネ基準の数値が定められているのです。
建築物省エネ法について

下の表に建築物省エネ基準のUA値をまとめました。

ZEHについて

HEAT20について
HEAT20とは、「一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」という団体が制定したもので「Investingation committee of Hyper Enhanced insulation and Advanced Technique for 2020 house」の略称で「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」を指します。3段階で表される断熱性能は、一番下のグレードでも省エネ基準やZEH基準より高い水準です。
北海道などの寒い地域である地域では、以下のような基準となっています。
・G1…室内温度がおおむね13℃を下回らない
・G2…室内温度がおおむね15℃を下回らない
・G3…室内温度がおおむね16℃を下回らない
北海道などの寒い地域である地域では、以下のような基準となっています。
・G1…室内温度がおおむね13℃を下回らない
・G2…室内温度がおおむね15℃を下回らない
・G3…室内温度がおおむね16℃を下回らない
断熱等級が高い家のメリットとデメリット

断熱等級が高い家のメリット
一番のメリットは、外気の影響を受けにくいため一年を通して快適に過ごせること。また、高齢者に起こりやすいヒートショックの予防もできます。これは、家全体の温度を均一に保てることで、部屋ごとに温度差が生じにくくなるためです。
断熱等級が高ければ、少ないエネルギーで部屋の温度を一定に保てることから、冷暖房の効率を高められるので、省エネ効果の向上や光熱費の削減も期待できるのです。
断熱等級が高ければ、少ないエネルギーで部屋の温度を一定に保てることから、冷暖房の効率を高められるので、省エネ効果の向上や光熱費の削減も期待できるのです。
断熱等級が高い家のデメリット
一番のデメリットは、建築の際の初期費用が高くなるという点。断熱性能の高い家にするためには、通常よりも材料や手間にコストがかかってしまうからです。
しかし、断熱性の高い家はランニングコストがかからないため、長い目で見て検討しましょう。
しかし、断熱性の高い家はランニングコストがかからないため、長い目で見て検討しましょう。
島根県松江市、安来市、鳥取県米子市、境港市の気候やUA値

島根県松江市、安来市の気候
島根県の出雲地方に位置する松江市は、気象庁発表の1991~2020年のデータによると、年間平均気温は約15℃で比較的温暖な地域。日照率は12月~2月の冬の間は曇天が多いため、30%と低く日照時間も短いのが特徴です。
降水量は6~7月の梅雨期と台風の多い9月に200mmを超えますが、その他の月は平均的な数字となっています。
なお、安来市は松江市の隣市であることから松江市と同じような気候と考えていいでしょう。
降水量は6~7月の梅雨期と台風の多い9月に200mmを超えますが、その他の月は平均的な数字となっています。
なお、安来市は松江市の隣市であることから松江市と同じような気候と考えていいでしょう。
鳥取県米子市、境港市の気候
鳥取県西部、中国地方の山陰地方に位置する米子市と境港市。夏には中国山地から吹く風によってフェーン現象が起こり、猛暑日になることも。また、冬は曇天の日が多いため日照時間が少ない傾向にあります。
2市は日本海側に位置するため、降水量は夏に加え冬にも多いのが特徴です。米子市における年間降雨量は、最も雨の少ない1月で79mm、最も多い7月で178mmとなっています。
2市は日本海側に位置するため、降水量は夏に加え冬にも多いのが特徴です。米子市における年間降雨量は、最も雨の少ない1月で79mm、最も多い7月で178mmとなっています。
島根県松江市・安来市、鳥取県米子市・境港市のUA値
断熱性能の基準として、断熱等級によって地域ごとにUA値が定められています。
島根県松江市・安来市、鳥取県米子市・境港市の省エネ地域区分は6地域に指定されており、一般的な省エネ基準のUA値は0.87です。しかし、国が推奨するより断熱性能の高い住宅を建てるのであれば、断熱等級基準以上の数値を目指す必要があります。
初期費用はかかりますが、長く住むことを考えてHEAT20の基準も参考にしましょう。
参考:松江市HP「地勢と気象」
参考:しまねスタイルHP「しまねの生活環境」
参考:国土交通省気象庁HP「フェーン現象」
島根県松江市・安来市、鳥取県米子市・境港市の省エネ地域区分は6地域に指定されており、一般的な省エネ基準のUA値は0.87です。しかし、国が推奨するより断熱性能の高い住宅を建てるのであれば、断熱等級基準以上の数値を目指す必要があります。

参考:松江市HP「地勢と気象」
参考:しまねスタイルHP「しまねの生活環境」
参考:国土交通省気象庁HP「フェーン現象」
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