市内のエリアによって購入できる土地が大きく変わってくることが分かります。やはり駅周辺の中心部は土地代は高くなっています。松江市は島根県の中でも土地代が高いため、島根県平均金額より多めに予算を準備した方が良いでしょう。自分の予算の中で、土地代や建設費の配分をしっかり検討することが大切です。
参考:不動産情報ライブラリ参考:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査「2023年度集計」>>より詳しい松江市の土地価格相場についてはこちら!
年収に見合った借入額とローンの注意点
ここでは、島根県松江市の平均年収から無理のない借入額やローンを組む際の注意点などを見ていきましょう。土地代、住宅費以外にかかる諸経費についても解説していきます。
島根県の平均年収
島根県松江市の平均世帯年収は、488万円です。年収階級別で見ると、年収300万円未満の世帯が37.9%を占めています。次いで300万円~500万円未満の世帯が28.6%と多く、島根県の中でも松江市の世帯年収は高めと言えます。
無理のないローンの返済額
無理のないローンの返済額は「返済負担率」を参考にして計算ができます。「返済負担率」は年収に対して年間でどれくらいローン返済の金額が占めるかの割合のことです。一般的には35%くらいまでといわれていますが、返済負担率が高すぎても家計を圧迫しますので無理のない割合を設定したほうがよいでしょう。
例えば年収500万円の場合で考えてみましょう。返済負担率を30%(ボーナス払い0円)、返済期間35年でシミュレーションすると、月々の返済額は約12.5万円と試算されます。月々の返済額を減らしたい場合は、ボーナス払いを併用したり、頭金を準備しておいたりするとよいでしょう。
住宅ローンは30年~35年と長期に渡り返済していくため、借入時の年齢が高ければ、返済完了時の年齢を考慮する必要があります。また返済金額は、金融機関へ支払う金利を含んだ総返済金額のことで、借入金額とは違いますので注意が必要です。借入時の金利によって総返済額は変動します。住宅ローンなどの資金については、家づくりを進めている住宅会社へ相談し、慎重に判断していきましょう。
諸経費について
諸経費とは、手数料や税金、手付金など、家を建てる場合に土地代と建築費以外でかかる費用のことです。土地代と建築費を合計した金額の10%~12%かかると言われており、新築4,000万円の注文住宅を購入する場合は、400万円~480万円前後必要となります。諸経費は住宅ローンに含まれず、現金で用意する必要があるため、家を買うまでに貯蓄しておく必要があります。資金計画を立てる際に忘れないようにしましょう。
家づくりでコストを抑えるポイントとは
ほとんどの方が、家づくりにおいてかけられる予算が決まっているでしょう。予算内で希望の家をつくるために、コストを抑えるポイントや、松江市で住みやすい家をつくるポイントなどを予算別で見ていきます。
間取りを工夫してコストを抑える
2階にトイレを作らず、キッチンやお風呂などの水廻りをワンフロアに集中するという工夫ができます。2階にトイレや洗面台を設置すると、配水管が複雑になり工賃が高くなってしまうからです。
また、部屋数を減らし間取りをシンプルにするのもおすすめです。必要なドアや壁などの材料が減るためコストが抑えられます。将来子どもが大きくなった時に、パーテーションなどで仕切れるようにしておけば、ライフスタイルによって間取りを変えられて便利です。収納を各部屋に設けず、1カ所にまとめるだけでも出入り口の扉が1つで済みます。扉、壁などの材料を減らせばコストダウンが可能です。
このように間取りの工夫については、空間設計に優れている専門家へ任せると良いでしょう。空間を最大限に活用して満足のいく家づくりに繋がります。
松江市で注文住宅を建てる場合押さえておくべきポイント
松江市は、宍道湖や中海に面し、市内にも多くの川が流れているため、水害のリスクはほかの地域に比べて高いと言えます。気候は比較的温暖ですが、冬は日本海側の気候で雨や雪が多いのが特徴です。そのため、松江市で家を建てる場合は雪や湿気・結露に強い家をつくるのがポイントです。
平均予算前後から見た家のクオリティ
前述の通り、島根県の建築費の相場は平均2,919万円でした。平均前後で建てられる家のクオリティを見ていきましょう。2,500万円台が予算の場合、ある程度の希望は叶えることができますが、希望を盛り込みすぎるとすぐに予算オーバーになる価格帯です。予算内で希望を叶えるためには、予算配分の工夫が大切となります。お風呂にこだわりたい場合、内装は一般的なグレードのものにするなど、自分がこだわりたい部分をしっかり絞りましょう。またデザインだけではなく住宅性能にかける予算も検討しておきましょう。家全体の予算配分の調整が大切になってきます。
3,000万円台前半の予算では、平均的な広さとグレード、性能も重視できる家が建てられる価格帯です。ある程度の間取りの希望やこだわりの設備などを盛り込めます。
3,000万円後半になると、全体的に設備や建築資材のグレードを上げられ、大体の希望が通るでしょう。しかし、希望が通りやすいからと全てにこだわり迷いが出てきてしまう可能性もあります。
自分たちが何を重視したいか、きちんと絞り込むことが大切です。
コスパの良い高性能な注文住宅をつくるならR+house松江・米子にお任せ
R+house松江・米子は、いつか住んでみたいと思える理想の家を可能な限り手に届く価格で実現することをコンセプトに、高性能な注文住宅を手掛けています。松江市で注文住宅を建てたいとお考えの方はぜひR+house松江・米子にお任せください!お客様の希望を最大限取り入れながら、プロの目線から見た快適に暮らせるポイントもしっかり取り入れた理想の家をご提供いたします。一生に一度のマイホームが素敵な空間になるよう、一緒に家づくりを楽しんでみませんか。
>>松江市のひとりひとりの予算にあったプランで建てる注文住宅「R+house」について、詳しくはこちら!