島根県松江市で受けられる住宅関連の補助・助成事業
島根県または松江市が実施している、住宅関連の補助・助成事業をチェックしてみましょう。(2023年3月時点の情報です。)
松江市再生可能エネルギー機器等導入促進事業【松江市】
松江市では、太陽光発電システムや蓄電池設備、薪ストーブなどの機器を設置する住宅に対し、補助金を支給しています。再生可能エネルギー機器の導入を促進し、二酸化炭素排出量を減らして地球温暖化対策を強化する目的で行われています。2022年度の補助率や補助上限額は以下の通りです。
太陽光発電システム(住宅用)
補助率:30,000円/1kw
補助上限額:120,000円
太陽熱利用設備(ソーラーシステムに限る)
補助率:設置経費の1/2
補助上限額:300,000円
蓄電池設備
補助率:設置経費
補助上限額:100,000円
家庭用燃料電池システム(エネファーム)
補助率:設置経費の1/10
補助上限額:140,000円
ペレットストーブ
補助率:設置経費の1/5
補助上限額:60,000円
薪ストーブ
補助率:設置経費の1/5
補助上限額:100,000円
なお、2022年度の募集は終了しました。松江市のホームページにて最新の情報をご確認ください。
がけ地近接等危険住宅移転補助制度【松江市】
がけの崩壊や地すべりなどの危険性が高いエリアにある住宅が安全な場所に移転する際、補助金が支給されます。危険住宅の撤去費用や、新たな住宅を建設する費用、土地購入費などをサポートしてくれる制度です。
除却費(住宅の撤去費・移転費など)
補助上限額:975,000円
住宅建築費
補助上限額:4,650,000円
土地購入費
補助上限額:2,060,000円
敷地造成費
補助上限額:608,000円
ただし、新たな建物に関わる費用(住宅建築費・土地購入費・敷地造成費)は、金融機関から資金を借り入れる必要があります。
しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業【島根県】
高齢者や小さな子どもが安全に暮らすために行うリフォームに対し、助成金を支給する事業です。新型コロナウィルスの感染防止対策も同時に講じることが条件になっています。
例えば、バリアフリー工事だけでなく、「帰宅後すぐ手が洗えるよう玄関に手洗い器を設置する」「在宅で仕事をするためコンセントを増設する」といった工事も伴う必要があります。2022年度の助成率や助成上限額を見てみましょう。
子育て配慮改修
補助率:助成対象工事費の1/4以内
助成上限額:250,000円
バリアフリー改修
補助率:助成対象工事費の1/4以内
助成上限額:250,000円
2022年度の募集は終了しています。2023年度の募集要項は2023年3月中旬ごろに発表される見込みです。
土砂災害特別警戒区域内住宅補強支援事業【島根県・松江市】
土砂災害特別警戒区域で住宅を新築・リフォームする場合、壁の補強といった土砂災害に備えた安全対策を講じなければなりません。このような安全対策にかかる経費の一部を、県と市がサポートしてくれる制度です。ここでは、島根県の補助内容を紹介します。
住宅を補強するための設計費
補助率:
経費の23%の1/2以内かつ
市の補助金額の1/2以内
県の補助上限額:50,000円
住宅の補強にかかる工事費
補助率:
経費の23%の1/2以内かつ
市の補助金額の1/2以内
県の補助上限額:550,000円
既存住宅の解体費
補助率:
経費の23%の1/2以内かつ
市の補助金額の1/2以内
県の補助上限額:250,000円
松江市の詳しい補助内容については、市役所のHPもご覧ください。
島根県松江市は医療費の助成や高齢者のサポートも充実
島根県松江市の補助金・助成金は住まいに関するものだけではありません。医療費の負担を軽くしたり、高齢者の安全を守る支援をしたりと、どの年代の方も暮らしやすくなるサポートが充実しています。ここでは、松江市で実施されている補助・助成事業の一部をお伝えします。
子ども医療費助成【松江市】
0歳から小学生の子どもが医療機関を受診する際、保険診療医療費の自己負担分が無料になる制度です。中学生以上も一部助成の対象となります。1ヵ月・1医療機関あたりの自己負担上限額の詳細を表にまとめました。
0歳~小学6年生
通院:0円
入院:0円
薬局:0円
中学生
通院:助成対象外
入院:0円
薬局:助成対象外
高校1年生~20歳未満
通院:助成対象外
入院:2,000円
薬局:助成対象外
高校生以上は、慢性呼吸器疾患等16疾患群に該当している方が助成の対象です。また、子ども医療費助成を受けるにあたり、松江市では所得制限を設けていません。
一般不妊治療費等補助金【松江市】
不妊の検査やタイミング療法、人工授精などの不妊治療を受けている夫婦を対象に、費用の一部を補助しています。補助金支給の対象となるのは、不妊治療開始の月から2年間。補助の上限金額を見てみましょう。
1年目:90,000円
(人工授精以外の検査・タイミング療法などの場合:45,000円)
2年目:45,000円
なお、松江市では一般不妊治療の他に、体外受精や顕微授精を含めた「特定不妊治療」、男性の精液検査などを行う「男性不妊検査」の費用を助成する事業も実施されています。
緊急通報装置設置費助成事業【松江市】
緊急通報装置とは、ボタンを押すことで監視センターに連絡が入る機器のこと。連絡を受けた監視センターは、電話や訪問をして状況確認を行います。松江市では、65歳以上のみの世帯に向け、緊急通報装置の設置費用を助成。万が一高齢者が急病や緊急事態に見舞われた際に、スピーディーに対応できるとともに、安心できる生活の確保を目指しています。
助成額の上限は、20,000円です。
国の補助金だけでなく地域の事業もチェックしておこう!
住まい給付金やZEH補助金など国が行っている制度だけでなく、島根県や松江市で実施している事業も把握しておけば、よりお得に住宅が建てられるでしょう。さらに、松江市は暮らしに直結した補助金や助成金も充実しているのも魅力です。
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