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家づくりノウハウ
公開日:2023.07.24
最終更新日:2023.08.28

注文住宅の換気の種類について基礎知識を解説。島根県松江市や鳥取県米子市で選ぶなら?

窓や換気扇など換気のやり方
快適な住まいとは何か考えたとき、立地や間取りなどはもちろん重要ですが、「室内の空気」も重要です。今回はなぜ換気が大切なのか、一戸建てで使われている換気設備の種類についても解説していきます。それぞれのメリットやデメリット、また暮らしていく上でのコストの違いもご紹介します。

目次

「換気」はなぜ大切なの?

窓を開けて換気
人間が外部から体内に取り込む物質のうち、80%以上が空気といわれています。さらにその中でも、90%が室内の空気です。特に自宅は長時間過ごす場所。その自宅の空気が汚れていたら、体への影響は大きいことはお分かりいただけるでしょう。
次項からはより具体的に、換気が大切な理由を解説していきます。

快適な空気環境を整えるため

換気の目的は、汚れた空気ときれいな空気を入れ替えることで、快適な空気環境を作り出すことです。空気中にはホコリや花粉、一酸化炭素や二酸化炭素などの汚染物質が含まれているため、換気によって清浄な空気と交換する必要があります。
また人は気温が18~25度、湿度が40~65%の空気を快適と感じ、それ以上やそれ以下になってしまうと不快に感じます。近年の「高気密・高断熱住宅」では外気の影響を受けにくく、効率よく快適な環境を作ることができますが、自然に換気されることはないため、換気システムなどを利用して換気しなければなりません。

壁内結露を防止するため

窓の結露
空気は温度の高いところから低いところに移動する性質があります。また温度が高いほど飽和水蒸気量が多く、温度が下がれば飽和水蒸気量は少なくなります。そのため暖かく湿気を多く含んだ空気が室内から外に、または外から室内に移動するとき、温度の低下によって含みきれなくなった水蒸気が、壁の中で結露してしまうのです。これが壁内結露です。壁内結露はカビの発生や木材の腐食につながり、家の寿命を縮めてしまいます。それを防ぐには、住宅の気密性能を高めつつ、換気を行うことで安全なルートで湿気を逃がす必要があります。

シックハウス症候群を防ぐため

昔の日本の住宅はすき間が多く自然に換気ができていました。しかし近年の高気密住宅では、建材から発生するホルムアルデヒドなどの有害物質が室内にとどまりやすくなりました。その影響で頭痛やめまい、湿疹などの症状が引き起こされることをシックハウス症候群といいます。換気を行い有害物質の含まれた空気を排気することで、シックハウス症候群の予防になります。

24時間換気システムの義務化

24時間換気システム
先述のシックハウス症候群の予防策として、2003年の建築基準法改正により、24時間換気システムをすべての建築物に設置することが義務化されました。さらに住宅の居室であれば、「1時間あたり0.5回以上」の換気回数が基準とされています。これにより有害物質の影響を受けにくくなるだけでなく、常に清潔な空気環境を保つことができるため、快適で健康的な暮らしの実現につながるのです。

一戸建ての24時間換気システムの種類

換気には「自然換気」と「機械換気」があります。自然換気とは窓を開けて換気するときのように、温度差や風の力で換気することです。それに対して換気扇など機械を利用する換気を、機械換気といいます。換気システムはこの換気方法の組み合わせの違いにより、3種類に分けられます。

機械給気・機械排気の「第1種換気」

給気も排気も機械によって行うため、換気のコントロールがもっともしやすい方法です。また熱交換型換気システムを使用できるため、排気と給気の間で熱交換を行うこともできます。すると給気口の近くでも寒さを感じにくく、省エネにもつながるのです。
ただし計画通りの換気をするために、ある程度の気密性が必要になるほか、天井裏などにダクト用のスペースを確保する必要もあります。さらに設置コストが高いことやメンテナンスに手間がかかることもデメリットといえるでしょう。

機械給気・自然排気の「第2種換気」

給気は機械で行い排気は自然に行う方法で、排気よりも給気の力が強くなります。すると室内の気圧が外より高くなるため、ドアを開けても外気が室内に入らず、汚染物質や菌が入りにくい状態を作れます。そのため無菌室や手術室などのクリーンルームで使われることが多い方法です。しかし室内に湿気がたまりやすいため、一般住宅ではあまり使われません。

自然給気・機械排気の「第3種換気」

給気は各部屋の給気口から自然に給気し、排気は換気扇を利用する方法です。排気の方法は2通りあり、ダクトを使わず住宅内の1、2か所に設置した換気扇まで空気の流れをつくる方法と、部屋ごとに排気口を取り付け、ダクトを使って排気する方法です。
第3種換気はシンプルで設置にかかる費用も安く、メンテナンスも容易なため、一般住宅ではもっとも多く採用されています。ただし部屋ごとに温度差ができやすいことや、冷暖房の負荷が増えることがデメリットです。

島根県松江市、安来市、鳥取県米子市、境港市の気候や雨量

開放感のある吹き抜け
島根県の松江市や安来市、鳥取県の米子市や境港市は日本海に面しています。そのため気温の変化は比較的穏やかなものの、降水量は1年を通して多い傾向にあります。また、海からの気流を受けるため、「湿った気候」であることも特徴です。このような環境の中で快適な空気環境を保つには、高性能の換気システムが必要といえるでしょう。

快適な住まいづくりを目指すならR+house松江・米子へ

大きな窓と吹き抜けで明るいリビング
R+house松江・米子では、周辺エリアの特徴に合った、地域密着の家づくりを得意としています。今回ご紹介した換気についても、予算やご要望に合わせて、最適な換気システムを提案させていただきます。島根県の松江市や安来市、鳥取県の米子市や境港市で注文住宅をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。

>>換気システムを整えて、より快適な生活を手に入れよう!詳しくはこちら!
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